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Perl 「 モジュール 」 CGI.pm メソッド url() のパラメータまとめ (0xe1)

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Perl について、復習を兼ねて断片的な情報を掲載して行く連載その 0xe1 回。
前回 (0xe0) で確認したメソッド url() のパラメータをまとめる。
url() パラメータの指定方法
メソッド「 url() 」は CGI プログラムが生成した動的な URL を形式を指定して取得できます。
通常パラメータの値には「 1 」を指定して有効とします。次の例ではパラメータ「 full 」を有効にしています。
my $full_url = url( -full => 1 );
url() パラメータまとめ
取得形式例の元となる URL は次のものとします。
http://dom/subdir/index2.cgi?name1=value1;name2=value2
url() で利用可能なパラメータは次の通りです。
Perl 「 モジュール 」 CGI.pm self_url() より便利な url() (0xe0)
パラメータ | 取得形式 ( 補足 ) |
---|---|
-full | http://dom/subdir/index2.cgi ( -absolute と -relative を上書きする ) |
-absolute | /subdir/index2.cgi (( おそらく Web ドキュメントルートからの ) 絶対パスを取得 ) |
-relative | index2.cgi (( もしかすると ) 呼び出し元のプログラムから呼び出先の外部 CGI プログラムまでの相対パス取得) |
-path ( -path_info ) | http://dom/subdir/index2.cgi ( URL にパス情報を追加出来るらしい。。) |
-query ( -query_sring ) | http://dom/subdir/index2.cgi?name1=value1;name2=value2 ( クエリ文字列を含めて取得 ) |
-base | http://dom/ ( プロトコル ( http ) とネットでの位置 ( domain name ) を取得 ) |
-rewrite | ・・・( mod_rewrite が有効だった場合に転送前の URL を返すらしい。。) |
0xe1 -> 0xe2 へ
こうしてまとめてみると、あらためて分からないことが多いことが分かりますが、分からないことも含めてまとめておけば、今後の役に立つはずです。
ちなみに、メソッド url() のパラメータに関する詳細情報はほとんど見つけられませんでした。という事は、url() のパラメータはあまり活用されていないのだと予想しています。
参考情報は以下の書籍を中心に Wikipedia および各 Web サイト。それと詳しい先輩。
参考 :「Randal L. Schwartz, brian d foy, Tom Phoenix 共著 近藤 嘉雪 訳「初めての Perl 第 6 版」(オライリー・ジャパン発行 ISBN978-4-87311-567-2)」
次回 (0xe2) へ続く。
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